製作編


エンジンマウント&スイングアームプレート製作


厚さ1センチの5052材から切り出しました



この様になります。


ヒントはABC社(現シナプス)のモンキー用ボルトオン12インチキットです。
プレート2枚で、後ろのエンジンマウント、スイングアームを固定します。

タンク、チェーン、チャンバーの干渉、チェーンライン出し、
全てをクリアする位置を見つけるのが大変やった・・・

強度的には今の所問題無さそうです。


Fフォーク、ホイール加工

フォークとステム、トップブリッヂはTZR50R用
ホイールはNSR50用のを使います。
何故その組み合わせなのか?って、
単にガレージ内にある部品を積極的に使って金掛けないようしたんです。

フォークピッチは NSR50 175ミリ TZR50 167ミリ

TZRの方がNSRと比べて8ミリ狭い、そこからキャリパー、ディスクが干渉します。
キャリパーを取り付ける所を削って干渉しないようします。
まず、ホイールのセンター確認!




分かりますか?
三又を2個使用してこの様に組み付けて
ホイールの溝に均等にはまる所がセンターが出ている・・・はず!!

何ミリ追い込み加工するか決めたら次はホイール加工!


フライス盤に固定して削って・・・




フォークのアウターとディスクが干渉しなくなりました!
次はフォークのアウターの加工


フライス盤でこの様に固定して・・・






そこを削る理由は・・・キャリパーサポートを使用する為、
ナットとディスクが干渉しないようにする為です。

次はキャリパーサポート

TZR50Rのアウター、NSR50用ホイール+ディスク、キャリパーという組み合わせで
そのままでは全く位置が合わないので作ります!

んで完成品はこれ







メーターギア側は無加工、ディスク側のカラーを削って完成!

てか・・・素直にTZM50RのFホイールとフォークのアウターを買えば
こんな加工は要らないんやけど、TZMの部品は高い!!NSRの2倍!!


キャブの加工

PWK28キャブ+バナナ管+RZ125ワイヤーの組み合わせでいきます!

RZ250やR1−ZのPWK28キットではノーマルワイヤーでボルトオンなので
RZ125のワイヤーもイケるべ!!と思ったら・・・
1センチ長さが足りなくスロットルバルブが全閉出来ないので加工します!

元々のバナナ管はこれ


ダイスでねじ山を掘って・・・


カーット!!


ビフォーアフター


この様に加工すれば全閉出来るようになります。
もちろん、全開もOKです!
PWK28キャブであと1センチワイヤーが長かったら・・・・とお悩みの方
その方法をお試してはいかが?

製作編はそこら辺で・・
次は完成編!!